先日の事、カンブリヤ宮殿を観ておりました。
京都の菊乃井、京料理の鉄人村田さんが
出演されておりました。
料理の世界、そこで働く人たちの事を
中心に進行されていたわけですが
村田さんがおっしゃるには、
見て技を盗む、見て覚える、と言いうのは
昔の話だと。
その為、修行で十年の歳月は当たり前
というような事はよく行われてきていましたが
今は時代が違う、という事です。
きちんと丁寧に教え、やらせて覚えさせ、自ら勉強し、
わからない所はとことん
質問してやっていくというスタイルを
取り入れているそうです。また、先輩が
指導し、またその先輩も自らの勉強になる。
合理的、かつ、QOLがそこにあるように思えました。
そうすることで人の成長も早い、好奇心も高まる、
向上心も高まる、そして、早く世の中に巣立っていって
経験を積んでいってほしい
という気持ちから取り組みを始めたそうです。
昔のやり方も昔ながらで人の身に
なっていたと思います。
しかしながら、私自身はすごく柔軟な発想そして、
古い体質にとらわれない
という考え方には非常に勉強になりました。
以前出演されていらっしゃったモリタHDの新村さんも
斬新な取り組みと柔軟な
発想で100年続いた老舗会社を
黒字に転換させた事でも
似た事をおっしゃってたのを思い出しました。
E/Tadokoro