リオオリンピック後、柔道が輝かしい成績(メダルの多数)で
メディアで注目を浴びております。
1つは井上康生監督の指導力、に重点をおき、そのやり方など分析し、
記事になっているほどです。
スポーツの世界、企業の世界でも同じような事が言えるのではないか?
と例える内容も少なくありません。
今は昔と異なり、時代も様変わりし教育の方針も随分違ったものに感じます。
柔道の世界でも今までのやり方では・・・との事で伝統を守りながらも自主性を
重んじた指導、これが結果に結びついた形になりました。
そこで記事には、日本企業が井上康生監督の姿勢から学ぶべき事、
として、例えば経営者が自分たちの時代に成功したやり方をそのまま
部下に押し付け、なぜお前たちにはできないんだと詰め寄るという構造は、
成功した組織だからこそ、伝統ある企業だからこそ一番陥りがちな状態であり、
多くの企業が日本経済の失われた20年とともに苦しんでいると
よく言われますが、
結局多くの大企業が苦しんでいるのは、世界の競争ルールが
大きく変化しているにもかかわらず、経営陣が高度経済成長期の
成功パターンを捨てられず、
間違った「伝統」にしがみついているためではないでしょうか。
と疑問を呈しておりました。
分野に問わず共通するところは多々ございます。
その中で、マネジメント能力が問われるわけです。
人・物・金・情報これらを上手く融合させ組み立てていく。
パズルのようですが、出来上がった時には素晴らしいものがそこに
待っているのではないでしょうか?
E/Tadokoro
- 関連記事
-
- この時代に洗濯機を回せない男。
- 七拾壱。井 上 康 生 監督
- 納涼 おばけ の話