どーも! 僕です!
そーです!そーです!
世界平和を願って止まない
ハゲの最上級 口だけ番長
そして 遂に完結!
空を超えて
『ばぁちゃん』が会いに来た!
わん。
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空を超えて『ばぁちゃん』が会いに来た話し。
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空を超えて『ばぁちゃん』が会いに来た vol2
僕が21才になる年の春に
ばぁちゃんが大阪まで会いに来てくれた。
当時の僕は、大学進学のため
沖縄の実家・ばぁちゃん家を離れ
大阪市西区南堀江で一人暮らしをしていた。
今でも鮮明に憶えている。
その日の夜中
ワンルームマンションの僕の部屋に
懐中電灯を持って「鍵掛けたね~?」と
沖縄に住んでるばぁちゃんがやって来た。
例の懐中電灯ビームを浴びせかけられ
目を覚ました僕は
「大丈夫よ~、鍵かけたよ~」
と、答えた。
すると、ばぁちゃん
その日は、いつもより長めに話しかけてくる。
「ちゃんと、ご飯は食べてるの~?」
「しっかり勉強しなさい」
「鍵は毎晩、必ず掛けるように」
ベッドの中から僕は
「ばぁちゃん、オレもう20才だよ。
ご飯もちゃんと食べてるし
勉強もするし鍵も掛ける。
大丈夫よ~、心配しないでー」そう答えた。
「そうだね~。大きくなったねぇ」
ばぁちゃんは、いつものように
静かな、穏やかな笑顔で僕を見ていた。
そして最後にこう言った
「じゃぁもう、見に来れないからね...
毎日、ちゃんと鍵は掛けなさいよ」
「うん。うん。
分かった、大丈夫。心配しないで」
僕はそう答えた。
そして、ばぁちゃんはいつものように
「おやすみ」と言って
静かに部屋を出ていった。
熟睡してたのに
いつもの、あの懐中電灯ビームで
半ば強引に起こされた僕は、しばらく眠れず
ベッドの中で、うだうだしていた。
そして気付いた。
ばぁちゃんが一人で
ここまで、大阪市西区南堀江まで
会いに来るのは、あり得ない。
がばっと、ベッドから起き上がると
大阪のワンルームの部屋
玄関の鍵は掛かってる。
すぐに理解した。
ばぁちゃんは最後に会いに来てくれたことを。
数時間後の朝7:00
姉ちゃんから電話が鳴った。
ばぁちゃんが
昨日の夜中に息をひきとったので
今日か明日中に実家へ帰って来い、と。
葬式を無事に終え
ばぁちゃんが会いに来てくれたことを
皆に話すと、ひとつ年下の弟が
「いいなぁ、オレの所にはばぁちゃん来なかった」
と言った。
弟も当時、大分県の大学に在学中で
沖縄を離れ一人暮らしをしていた。
だから僕は弟に言ってやった
「え~やぁーよ、絶対ばぁちゃん行ってるばーよ
懐中電灯持ってぃからよ~。
やぁーがしん寝とぅーてぃ分からんかっただけあらにぃ!」
(おい弟よ、ばぁちゃんは絶対そっちも行ってるよ
お前が爆睡し過ぎて分からなかっただけじゃないの!)
嬉しそうに、納得顔の弟が笑っていた。
そして、久しぶりに兄弟姉妹揃って
お酒を飲まない母も全員で
泡盛を飲んだ。
シングルマザーで頑張り抜いた
ばぁちゃんが建ててくれた僕らの家で。
終わり。
空を超えて『ばぁちゃん』が会いに来た vol2
僕が21才になる年の春に
ばぁちゃんが大阪まで会いに来てくれた。
当時の僕は、大学進学のため
沖縄の実家・ばぁちゃん家を離れ
大阪市西区南堀江で一人暮らしをしていた。
今でも鮮明に憶えている。
その日の夜中
ワンルームマンションの僕の部屋に
懐中電灯を持って「鍵掛けたね~?」と
沖縄に住んでるばぁちゃんがやって来た。
例の懐中電灯ビームを浴びせかけられ
目を覚ました僕は
「大丈夫よ~、鍵かけたよ~」
と、答えた。
すると、ばぁちゃん
その日は、いつもより長めに話しかけてくる。
「ちゃんと、ご飯は食べてるの~?」
「しっかり勉強しなさい」
「鍵は毎晩、必ず掛けるように」
ベッドの中から僕は
「ばぁちゃん、オレもう20才だよ。
ご飯もちゃんと食べてるし
勉強もするし鍵も掛ける。
大丈夫よ~、心配しないでー」そう答えた。
「そうだね~。大きくなったねぇ」
ばぁちゃんは、いつものように
静かな、穏やかな笑顔で僕を見ていた。
そして最後にこう言った
「じゃぁもう、見に来れないからね...
毎日、ちゃんと鍵は掛けなさいよ」
「うん。うん。
分かった、大丈夫。心配しないで」
僕はそう答えた。
そして、ばぁちゃんはいつものように
「おやすみ」と言って
静かに部屋を出ていった。
熟睡してたのに
いつもの、あの懐中電灯ビームで
半ば強引に起こされた僕は、しばらく眠れず
ベッドの中で、うだうだしていた。
そして気付いた。
ばぁちゃんが一人で
ここまで、大阪市西区南堀江まで
会いに来るのは、あり得ない。
がばっと、ベッドから起き上がると
大阪のワンルームの部屋
玄関の鍵は掛かってる。
すぐに理解した。
ばぁちゃんは最後に会いに来てくれたことを。
数時間後の朝7:00
姉ちゃんから電話が鳴った。
ばぁちゃんが
昨日の夜中に息をひきとったので
今日か明日中に実家へ帰って来い、と。
葬式を無事に終え
ばぁちゃんが会いに来てくれたことを
皆に話すと、ひとつ年下の弟が
「いいなぁ、オレの所にはばぁちゃん来なかった」
と言った。
弟も当時、大分県の大学に在学中で
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だから僕は弟に言ってやった
「え~やぁーよ、絶対ばぁちゃん行ってるばーよ
懐中電灯持ってぃからよ~。
やぁーがしん寝とぅーてぃ分からんかっただけあらにぃ!」
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お前が爆睡し過ぎて分からなかっただけじゃないの!)
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泡盛を飲んだ。
シングルマザーで頑張り抜いた
ばぁちゃんが建ててくれた僕らの家で。
終わり。
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