壱佰拾伍。 ペレストロイカ


  ロシアがソ連崩壊から25年、旧体制から引き継いだ

 対外債務を完済できる見込みがついたそうです。

 日本円で約140億。ロシア政府からするとやっと

 ここまで来た・・・って感じではないでしょうか?

  且つて、ロシアはソビエト社会主義共和国連邦といって

 複数の共和国が構成され、またレーニン主義を掲げた

 ソビエト共産主義党による1党制の社会主義国家でした。

  ソビエト時代、ゴルバチョフ書記長兼議長(後に大統領制が

 敷かれ大統領になります)という方がおられ

 この方が改革『ペレストロイカ』というものをうちだしました。

  今まではマルクス、レーニンの思想に基づいた共産主義

 体制を敷いてきてましたが、端的に言うと今までのソビエト体制では

 だめだと、事実ソ連の経済は低迷、そして新思考外交(冷戦の終結)

 です。実際に冷戦を終結させますが、保守派のクーデターなどがあり、

 ゴルバチョフはソ連共産党を解散させました。

 俗に、これがソビエトの崩壊と呼ばれるものです。

  それぞれの国が独立し(独立国家共同体)になり、そこで経済の

 混乱の中ハイパーインフレに陥ります。

  年間で物価が70倍になるとか・・・1個100円のパンが7000円に

 なったりする現象がおきました。

  デノミを実施するなどしインフレ解消へ、その後は

 エリツィン大統領が誕生。しかし紆余曲折しながら現在へ。

  25年と言っても中身の濃ゆいものだけにロシア政府は完済

 にあたっては歴史的なことだ、ととらえているようです。

  あの時ペレストロイカがなければきっと時代に遅れた国家

 となり孤立した状況なってたかもしれないですね・・・

  因みにソ連時代の買い物風景と言えば・・・

 当時は買い物に3回の行列に並ぶことが必要。

 買い物券”を貰うこと、2回目はその券を”商品券”と交換し、

 最後に商品の前に並ぶこと。約3時間だそうです。

 img_0

                                                       E/Tadokoro
 
  
関連記事

系列店舗、システム管理部、
マネージャー、チェアマンによる
ブログとTwitterも
合わせてご覧くださいませ♪

(是非ブックマークしてください♪)

(是非フォローしてください♪)